こんにちは。
お金おろしたら全部$20札が出てきて軽い札束が出来ました。富豪気分。そういえばこっちのお札って素材が紙じゃないんですよ。たぶんプラなんですけど、日本で同じ素材のものが浮かばないので説明はできませんが触り心地はいいです。
さて今日は日本の就活についてお話します。
僕もリクルートの作った就活システムの流れにまんまと乗せられて就活をしていた時代があったわけですが、今思うと、ぞっとします。いかに機械的に仕事を探していたか、そしていかに企業のいいところしか見せられていなかったか。
以下4つのトピックに沿って進めます。
◆新卒採用の意味
大学生にはなにもできないだろという考えの基盤がありますよね、基本。だから一から教えるんです。そして都合のいい社員を使い勝手のいい駒に育てます。言い方悪いですが、考えない、疑わない、自立してない人ほどこき使われて人生の大切な時間を消耗することになると思っています。
いきなり尖った発言すみません(緩衝材)
もし僕が大学生に戻れるなら確実に即戦力になるような勉強を始めます。興味はないけどプログラミングは外せないです。あと、やりたいこと、できること、得意なことのうち最低2つは当てはまらないと長く続けるのに向いていないと思います。加えてそれを長時間出来るかというのも大事な要素みたいですね。けんすうさんのブログをみてなるほどと思いました。
◆頭を使うこと
でかい会社に入って歯車の一部として使われると仕事が作業に近くなります。頭を使わないからです。組織がでかくなると人を管理する負担が大きくなるので、効率よく人を動かすために頭を使わなくても(一から考えなくても)出来るマニュアルを作ります。それ通りにこなせばできる仕組みを、頭のいい人が作っているんです。
でもマニュアルを見てできる仕事をやるのはアルバイトでいいんですよ。だって誰でもできる仕事なんですし。社員として全うすべきなのは社員にしかできない仕事でないと、会社としても高い給料を払う意味がないですし、社員も育ちません。
自分のやっている仕事がスキルとして身に付くかを考えることが大切なんです。
もし誰でもできる作業をしている場合は頭を使っていない証拠で、会社にいいように使われているだけかもしれません(それで会社が回るならいいのかな?)。最悪なのは誰でもできる仕事をどや顔でこなして満足しちゃってるケースです。3年後の自分はどんなスキルが身についているの常に考えながら、頭を使って仕事をするといいかもしれません。
時間は有限なので。
仕事はクリエイティブであるべきというのが持論です。
◆求められる人材
頭を使うのは前提条件ですよね。
世の中のニーズを汲み取って仕事に反映できる人は強いです。つまり、いつまでも言われないとやらない、自分で仕事を見つけられない末端の社員でいてはいけないということです(戒め)。
また経営者の視点を持つことも大切だと考えています。これは新卒とか若手とか中堅とかベテランとか関係ありません。ただ意識するだけでいいんです。別にそれを表立って言わなくても、その人のレベルで考えてみることが大事なんです。間違いはあっても正解はないと思うので。共有してみると絶対面白いですけど。
押さえておくべきは、経営者の視点を持つ一番の目的はキャッシュフローを知るためということです。何を、誰のために、どういう目的で、どのように行うのかという仕事の本筋を考えることで、会社内でのお金の流れが見えます。大きな会社だと会計の部署が一括管理しているので考えなくても仕事が出来ちゃいますが、話を聞いてみると勉強になると思います。
そして歯車のままだと気づかないかもしれませんが、ビジネスは競争なんですよ。だから、同じところにいたら負けちゃいます。そう思って仕事をやっていない人は会社に守られてることにいち早く気がついた方がいいです。今時リストラもされませんし。会社に依存せず、自分の身は自分で守れるように情報と実力を身につけて武装しましょう。
◆個人のブランディング
自分の身を自分で守るために必要なことは何でしょう?
まず会社の中のone of themであってはいけません(役職なんてただの指揮系統だから執着しないこと。鼻にかけてる人は放っておくこと)。会社の垣根を越えて認知され、必要とされる個人になることを目指すべきだと思っていますし、これからはそういう働き方が増えてくると予想しています。フリーに近いイメージです。
でもこれを実現するために会社も考え方を変える必要があるのが難しいところなんです。強い人材は囲むのではなく、十分な報酬と休暇、ケアを与えて実力をいかんなく発揮できるフィールドを整えてあげる。そうすれば個人も会社に尽くすと思いませんか?逃げられたくないと思う裏側にはお金で繋がろう(使おう)とする魂胆が見えてしまうものです。個人のヴィジョンやライフワークにもフォーカスすれば自然と良い関係は作れます、絶対。こういうポジティブな関係を会社個人間で作れる日本の企業ってなかなか知りません。海外では普通なんですが。
また個人の活躍によって新しいビジネスチャンスが生まれるかもしれませんね。経営者は利益最大化を第一優先に考えていると多くの大事なものを見落としてしまいます。要は、社員が前向きに気持ちよく働いける環境をつくっていかないと、優秀な人材が簡単に流れてしまうということです。
◆まとめ
・都合のいい社員にならないために考え、疑い、自立すること
・歯車になってはいけない。頭を使ってクリエイティブな仕事をすること
・求められる人材になること。そのために情報と実力を身につける
・井の中の蛙になるべからず。広い視野を持って個人の価値を高める
以上です。僕も未来を見据えて頑張ります。
それでは今日はこのへんで。