こんにちは。
こちらに来てもう三か月が過ぎようとしています。時間の経過の早さをひしひしを感じる今日この頃です。パワースピーキングのコースを終え、無事diplomaを獲得したので来週中にはreview記事を書こうと思っています。
さて今日は努力について。
どこかの偉い人が言っていました。
努力すれば報われるなんて迷信だ、と。報われたから努力が努力になるので、報われなければ今までやってきたことは努力ではなく「徒労」になってしまう、と。なかなか辛辣ですが同感できます。
では努力を努力足らしめるために僕らに出来ること、それは、正しい「場所」で、正しい「方向」に、正しい「大きさ」の情熱を傾けることです。多少言葉は違いますがこれは林先生が言っていた言葉です。確かに一つでも食い違えば目標にたどり着くことはできませんね。
このベースがあった上で「いつやるか、今でしょ」なんです。大事なことがこの言葉にぎっしり詰まっているように思えます。
僕が今日一番言いたいのは、やれば誰でもできることをやる人は意外と少ないということです。特に、優秀な人が今までの経験値などの蓄えに頼って大した努力をしないでそこそここなしてしまうのをよく目にしますが、なんてもったいないんだろうとつくづく思います。その才能よこせと言いたい。
まるで童話『ウサギとカメ』のウサギ。僕は特別才能があるわけでもない不器用なカメなので、うらやましいなーとせっせと人の数倍努力をするしか大抵道がありません。そうやって生きてきました。
この2ヵ月、カメなりに自分の長所を活かしてウサギを追い抜くことが度々ありましたが、そうして結局「やるかやらないか」がすべてなんだなという結論に落ち着いてしまいました。もちろんポテンシャルというのはアドバンテージですが、スタート地点が異なるというだけでそこからゴールに向かうのに必要なのはマインドだけでした。やるべきことをやるのは当たり前なので、正しい「場所」で、正しい「方向」に、正しい「大きさ」でタスクをこなせるか、そして、今やる「スピード」を考慮できるかが大切なのかもしれません。
その「スピード」はほんの些細なもので、「いつもより10分早く起きて○○をしよう」とか「無駄な時間をなくすために■■な工夫をしてみよう」とか、そういったものです。林先生が言った「今」という言葉の中には、すぐ取り掛かる大切さ以外にも、自分で時間を産出する努力と、面倒くさいという感情に負けずまず手を動かすことの必要性も込められているように感じました。
ちょっと具体的な話をします。
僕の友人の韓国人の女の子はめちゃくちゃ頭がいいです。これまで出会った人の中でもかなり上位。ポテンシャルの差に正直へこみました。
だから彼女はスピーチでもプレゼンでもあんまり準備とか練習しないんです。しなくてもこなせちゃうので。僕が同じクオリティに仕上げるには2,3日きちんと練習しないと無理なんですけど、彼女は涼しい顔してこなすんです。僕は悔しかったので毎週のプレゼンで驚かしてやろうと努力しました。
動機はともかく、彼女よりクオリティの高いものをつくるという目標を設定することで僕の英語力向上のための努力と、プレゼン力向上のための努力は努力になり得たわけですが、やはり、限られた時間の中で一歩先を意識して準備したスピード感への配慮が大きな勝因(?)なのかなと思っています。
まとめると、スペックの差をマインドで補完することは可能で、場合によっては同等ないしそれ以上の結果につながることがある、ということでしょうか。まあ才能ある人が努力家だったら敵わないんですけどね…
さて、今日はいつも以上にまとまりのない話でしたが、努力の定義設定と努力を努力足らしめた経験のシェアといった内容でした。
それでは今日はこのへんで。