◆9月30日(金)~10月2日(日)アムトラック:サウスウェスト・チーフ号の旅
ロサンゼル滞在二日目の30日18時、アムトラックに乗り込みました。
ユニオンスクエアの電光掲示板前で待っていると40分ほど前にアナウンスが入るので指示に従ってホームに向かいます。その際、Arrival(到着)とDeparture(出発)の電光掲示板が分かれているので気をつけてください。僕は最初、ずっとArrivalの方だけを見ていたせいで「えっ、乗る列車ない!!!!日付間違えた??????やばい!!!!!!」とテンパリました。アホすぎる。
ホームで待っていると発車20分前くらいに列車が到着。
11Bというホームでした。
続々と乗っていきます。
他のお客さんはなにやら座席番号の書かれた黄色いチケットを持っていたのですが、僕はネットでプリントアウトした乗車確認表だけ。座席をその場で決められチケットを受け取ります。もしかすると窓口で席を決められたのかもしれません。しかし、発券の際一番前の窓側をリクエストしたらその通りにしてくれたので要望があれば言ってみると良いかもしれません。希望が通るかは発券してくれる人によると思いますが…。
発車してからチケットの確認をしに車掌さんが席を回ってきました。本当は写真付きのIDをどこかで確認されるはずなのですが今回はなぜかスルー。
このあと左上のコードを読み込みに車掌さんが回ってきます。
なにはともあれ無事乗車。
座席は思っていたより全然快適でした。前後は広くスペースが有り、シートもかなり倒れます。おまけに座席下からふくらはぎ置きがガシャンと出てくる仕組みになっていて寝やすい構造になっています。しかし、車内は終始冷房が効いていて寒いのでブランケットを持っていくなり厚手の上着を用意するなりするといいかも。僕はズボンを二枚重ねで履き、ダウンジャケットを羽織っていましたがそれでも少し寒いくらいでした。
今回僕が選んだのはシートでの移動。もちろん寝台車もあります。
夜は8時くらいと早めの消灯です。食堂車を利用する際は予約が必要となるので、アナウンスを聞き逃すことのないように耳を澄まします。ラウンジ車で外を眺めていたらちょうどシェフが予約券の発券をしに回ってきたのでチケットを貰いました。時間は30分おきに指定できます。
読めないけど7時半の予約。
席がそんなにたくさんないのでサウスカロライナ出身のおば様二人と相席。おすすめを聞くとステーキが美味しいとのことで早速注文。こちらではご飯の代わりベイクドポテトかマッシュポテトを食べるのが主流だそう。サワークリームとバターをぬってステーキと食べます。$28とお高いですが、記念ということで。
僕には物足りなかったのですが、おば様が「あらっ、いい食べっぷりねぇ~~~若いっていいわ~~~~私のも食べる?」と野菜と魚をくれました。おかげでお腹いっぱい!
さて、今回乗った車両ではwi-fiが使えなかったのがやや不便でしたが、音楽を聴いたり本を読んだりブログを書いたりと、なにかしらして時間を潰していました。暇つぶし名人です。車内から撮ったタイムラプスがなかなかきれいに撮れたのでぜひ見てください。
【Time Lapse】世界の車窓から~アムトラック車内より~
ラウンジ(↓)でスマフォを固定して撮りました。
外を眺めるのに最適。朝日と夕日がとてもきれいに見えました。
アムトラックは東西に強いと言われていますが、もちろん南北にもたくさん走っています。グレイハウンドに比べれば割高ですが、その分快適で安全な旅になるかと。これを機に、列車の旅の良さが少しわかった気がするので日本に帰ってからも挑戦してみたいと思います。
そしてついに、
43時間30分の旅を経て無事シカゴに到着。
全然長く感じなかった。アムトラック本当に最高だったのでアメリカを旅行するなら一度は乗ってみてもいいかも。僕が参考にしたページを下にのせておきます。
▼アムトラックについて詳しく知りたい方はこちらのサイトが便利です。
▼チケットの買い方はこのサイトを参考にしました。
▼こちらはアムトラックのホームページです。
次回からはシカゴ編です。お楽しみに。
それでは今日はこの辺で。
ロサンゼル2日目はこちら:
追記:シカゴ1日目はこちら